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'''ミニマム級'''(英:Minimum weight)、'''ストロー級'''(英:Straw weight)、もしくは'''ミニフライ級'''(英:Mini fly weight)は、[[ボクシング]]などの[[格闘技]]で用いられる階級の1つである。
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'''ミニマム級'''(英:minimum weight)、'''ストロー級'''(英:straw weight)、もしくは'''ミニフライ級'''(英:mini fly weight)は、[[ボクシング]]などの[[格闘技]]で用いられる階級の1つである。
  
 
なお、「ストロー」とは「藁」の意味で、「ミニマム」とは「最小限」の意味である。
 
なお、「ストロー」とは「藁」の意味で、「ミニマム」とは「最小限」の意味である。
  
 
== ボクシング ==
 
== ボクシング ==
プロボクシングでの契約ウェートは、105ポンド(47.627kg)以下である。
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プロボクシングでの契約ウェートは、105ポンド (47.627kg) 以下である。
 
全17階級中最軽量級の階級である。
 
全17階級中最軽量級の階級である。
  
'''ミニマム級'''は[[世界ボクシング協会|WBA]]での呼び方で、[[世界ボクシング評議会|WBC]]では'''ストロー級'''、[[国際ボクシング連盟|IBF]]および[[世界ボクシング機構|WBO]]では'''ミニフライ級'''と呼ぶ。日本での呼び方は、ミニフライ級、ストロー級を経て現在は'''ミニマム級'''に統一されている。しかし同級世界王者で2007年より東日本ボクシング協会会長を務める[[大橋秀行]]は「ミニが弱々しく聞こえる」としてストロー級の復活を提言している。女子の一部団体では一つ下の[[アトム級]](女子単独団体ではそれをミニマム級またストロー級と呼ぶ場合もある)が設けられており、この場合、この階級はミニフライ級を使用している。このため日本でも女子は'''ミニフライ級'''と呼んでいる。かつての[[日本女子ボクシング協会]]でもミニフライ級と呼んでいたが、世界戦は各団体での通称に合わせていた。
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'''ミニマム級'''はWBAでの呼び方で、WBCでは'''ストロー級'''、[[国際ボクシング連盟|IBF]]およびWBOでは'''ミニフライ級'''と呼ぶ。日本での呼び方は、ミニフライ級、ストロー級を経て現在は'''ミニマム級'''に統一されている。しかし同級世界王者で2007年より東日本ボクシング協会会長を務める[[大橋秀行]]は「ミニが弱々しく聞こえる」としてストロー級の復活を提言している。女子の一部団体では一つ下の[[アトム級]](女子単独団体ではそれをミニマム級またストロー級と呼ぶ場合もある)が設けられており、この場合、この階級はミニフライ級を使用している。このため日本でも女子は'''ミニフライ級'''と呼んでいる。かつての日本女子ボクシング協会でもミニフライ級と呼んでいたが、世界戦は各団体での通称に合わせていた。
  
1986年に創設された最も新しい階級で、WBCの初代ミニマム級王者は、弱冠18歳9ヶ月の[[井岡弘樹]]。またWBA同級の初代王者は、ミニマム級~[[スーパーフライ級]]の4階級を制覇する[[レオ・ガメス]]である。
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1986年に創設された最も新しい階級で、WBCの初代ミニマム級王者は、弱冠18歳9か月の[[井岡弘樹]]。またWBA同級の初代王者は、ミニマム級~[[スーパーフライ級]]の4階級を制覇する[[レオ・ガメス]]である。
  
この階級の日本ジム所属最新世界王者は、[[世界ボクシング協会|WBA]](暫定)の[[高山勝成]](グリーンツダ 2006.11.7~2007.4.7)
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この階級の日本ジム所属最新世界王者は、WBA(暫定)の[[高山勝成]](グリーンツダ、2006年11月7日〜2007年4月7日)だが、新井田豊(横浜光、2004年7月3日〜2008年9月15日)は同時期のWBAの正規王座を7度防衛し、最後までタイトルを保持していたチャンピオンである。
  
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=== 関連リンク ===
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* [http://www.wowow.co.jp/sports/excite/rank/index17.html エキサイトマッチ|階級別世界ランキング|WOWOWオンライン – ミニマム級世界ランキング]
 
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== シュートボクシング ==
 
== シュートボクシング ==
世界[[シュートボクシング]]協会の公式ルールが定めるところによればプロでは47kg以下をミニマム級としている。
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世界シュートボクシング協会の公式ルールが定めるところによればプロでは47kg以下をミニマム級としている。
  
 
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2010年8月18日 (水) 23:15時点における版

ミニマム級(英:minimum weight)、ストロー級(英:straw weight)、もしくはミニフライ級(英:mini fly weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つである。

なお、「ストロー」とは「藁」の意味で、「ミニマム」とは「最小限」の意味である。

ボクシング

プロボクシングでの契約ウェートは、105ポンド (47.627kg) 以下である。 全17階級中最軽量級の階級である。

ミニマム級はWBAでの呼び方で、WBCではストロー級IBFおよびWBOではミニフライ級と呼ぶ。日本での呼び方は、ミニフライ級、ストロー級を経て現在はミニマム級に統一されている。しかし同級世界王者で2007年より東日本ボクシング協会会長を務める大橋秀行は「ミニが弱々しく聞こえる」としてストロー級の復活を提言している。女子の一部団体では一つ下のアトム級(女子単独団体ではそれをミニマム級またストロー級と呼ぶ場合もある)が設けられており、この場合、この階級はミニフライ級を使用している。このため日本でも女子はミニフライ級と呼んでいる。かつての日本女子ボクシング協会でもミニフライ級と呼んでいたが、世界戦は各団体での通称に合わせていた。

1986年に創設された最も新しい階級で、WBCの初代ミニマム級王者は、弱冠18歳9か月の井岡弘樹。またWBA同級の初代王者は、ミニマム級~スーパーフライ級の4階級を制覇するレオ・ガメスである。

この階級の日本ジム所属最新世界王者は、WBA(暫定)の高山勝成(グリーンツダ、2006年11月7日〜2007年4月7日)だが、新井田豊(横浜光、2004年7月3日〜2008年9月15日)は同時期のWBAの正規王座を7度防衛し、最後までタイトルを保持していたチャンピオンである。

関連リンク

ボクシングの体重別階級
プロ ヘビー級 - クルーザー級 -25- ライトヘビー級 -7- スーパーミドル級 -8- ミドル級 -6- スーパーウェルター級 -7- ウェルター級 -7- スーパーライト級 -5- ライト級 -5- スーパーフェザー級 -4- フェザー級 -4- スーパーバンタム級 -4- バンタム級 -3- スーパーフライ級 -3- フライ級 -4- ライトフライ級 -3- ミニマム級(ミニフライ級) - アトム級 ※階級間の数字はリミットの重量差(単位:ポンド)
アマチュア スーパーヘビー級 - ヘビー級 - ライトヘビー級 - ミドル級 - ウェルター級 - ライトウェルター級 - ライト級 - バンタム級 - フライ級 - ライトフライ級 - ピン級

ムエタイ

ムエタイではボクシングの階級を元にしている為、ボクシングと似ている。アマチュアでは世界ムエタイ連盟(WMF)がミニフライ級は45~48kgとしている(アマチュアではジュニア部門にこれ以下の階級が存在する)。プロに関しては世界ムエタイ評議会(WMC)はミニマム級(ミニフライ級)を47.727kg(105ポンド)以下と定めている。

シュートボクシング

世界シュートボクシング協会の公式ルールが定めるところによればプロでは47kg以下をミニマム級としている。