日本淘道会

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日本淘道会(にほんとうどうかい)

沿革

1938年(昭和13)、淘宮連盟設立[1]

1944年(昭和19)7月、太平洋戦争の戦時下に、「質実剛健な人物の出現と銃後国民精神の作興」という時代の要請を受け、横山丸三が創始した淘道(淘宮術)を鑚仰信奉する団体(社団法人)として成立した[2]

団体の信条は、

  1. 皇祖の神勅を奉体して、日本精神を発揮する
  2. 教育勅語の趣旨を遵奉して、その実践躬行に努力する
  3. 天地の大道に遵由して、気質の応化に精進し、人格を陶治する

の3点で、天賦の「徳性」を妨げる各人の「気癖」を矯して、明朗に処世することを教義としていた[2]

理事長

横山正実理事長は、1992年5月25日に急性心不全のため死去[3]

2012年4月1日、一般社団法人に移行。移行時の理事長は飯塚幸三[4]。2017年3月17日時点で在任[1]。2019年4月の池袋暴走事故の後、同年度中に退任したとみられる[5]

2020年5月24日時点の理事長は早房長隆[6]

分会

活動地点による区分。出典:日本淘道会 2017

関東

淘宮会館

  • 祖家小[目向]会
  • 春秋会
  • 昭和会
  • 新春会
  • 吉川会
  • 淘友会

東駒形本久寺

  • 陽柳会

茅ヶ崎福祉会館

  • 茅ヶ崎淘宮会

不明・不定

  • 南明会
  • 本部直属分会

中部

(名古屋市中区共生印刷研修棟)

  • 淘誠会

関西

ドーンセンター

  • 大阪淘話会(ほか梅田・神戸で淘席開催)
  • 淘光会

その他

  • 淘宮百年会(神戸勤労会館)
  • 淘芳会(淘芳会館)
  • 大阪淘洗会(個人宅)
  • 京都淘洗会(東山三条)

同音異義語

  • 「淘道」と一字違いの「陶道」は、陶芸の道であったり、体のツボの名前であったりする。
  • 「淘宮」は「陶宮」と記してあっても、だいたい淘宮術のこと。「陶宮」表記の文献もいくつか存在する。

刊行物

  • 橋本喜閑『淘祖言行録』日本淘道会、1952・昭和27、JPNO 23436579
  • 日本淘道会「淘宮」史編纂委員会『淘宮』日本淘道会、1994年、JPNO 22994372
  • 大井正元(原著)横山正実(抄釈)『淘祖横山丸三先生伝』日本淘道会、2000年、JPNO 22994378
  • 鳥羽一朗(編著)『現代淘道フォーラム - 後世に淘宮を伝えるには』日本淘道会京都淘洗会、2003年、JPNO 22994374
  • 先師遺墨集編纂委員会『先師遺墨集 カラー版』日本淘道会、2006年、JPNO 21178722
  • 日本淘道会編集委員会『淘道 (淘宮) のしおり - 淘道を理解して頂くために』日本淘道会、2009年、JPNO 22994375
  • 日本淘道会「平成の淘宮史」編纂委員会『平成の淘宮史』日本淘道会、2014年、JPNO 22994373

外部リンク

付録

脚注

  1. 1.0 1.1 日本淘道会 2017
  2. 2.0 2.1 読売新聞 1944
  3. 読売新聞 1992
  4. 一般社団法人 日本淘道会 定款2019年4月24日時点のアーカイブ 2012年4月1日改正版、p.10
  5. 日本淘道会『令和元年度 事業報告書』に、理事会の「主な議案及び可決事項」として「旧代表理事交代(退任と選任)」とある。
  6. 一般社団法人 日本淘道会『(令和2年度)役員名簿』2020年5月24日

参考文献

  • 読売新聞 (1944) 「淘道会創立」『読売新聞』1944年7月14日 朝刊 4頁
  • 読売新聞 (1992) 「横山正実氏(元東京都立大教授・食品化学、日本淘道会理事長)死去」『読売新聞』1992年5月26日 東京朝刊 社会 27頁
  • 日本淘道会 (2017) 日本淘道会トップ > 当会概要 2017年3月17日時点のアーカイブ 2021年11月11日閲覧