自慶会

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自慶会(じけいかい)は、1918年(大正7)に労働争議小作争議の頻発を受けて、その抑制と労働者の「思想善導」を目的として設立された仏教団体[1]

訓話によって民衆の「健全なる思想」を養い、家庭や社会、国家にとって「善良の人」となる素質を持たせ、「進路」を過たず、現状を楽しみ、不満を抱かないように生活させることを目的としていた[1]

自慶会は本多日生によって組織され、佐藤鉄太郎中将、福田馬之助総監、矢野茂検事のほか、中将・少将クラスの軍人が創立者となり、名誉会員に床次竹次郎平沼騏一郎らがいた。[1]

付録

脚注

参考文献

  • 中濃 (1974) 中濃教篤「解説」妹尾鉄太郎・稲垣真美(編)『妹尾義郎日記 第2巻』国書刊行会、1974年、JPNO 73020138、pp.439-450