芸大アカデミズム

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芸大アカデミズム(読み:げいだいあかでみずむ)は、主に東京芸術大学の作曲科を中心に通用する一定の"決まりきった"音楽語法。自称音楽家の野田憲太郎東京芸術大学に入学できなかった腹いせに提唱した。

時々「マイコン・アカデミズム」とか「尾高アカデミズム」ともいわれる事がある。その原因はフランス留学帰りまたはその弟子たちの音楽作品が、毎日音楽コンクールとか尾高賞などで長年にわたって大量入賞したため、日本の若い作曲家としてのデビューの登竜門となり、そこを卒業した学生たちが疑問の余地を与えず日本各地の下級音大教員養成課程でそのまま教えられているものである。従がって文科省検定済み教科書指導要領並みに画一的、一律的に教えられている。こういった日本の独特の弊害は一極集中制による一個だけの国立芸大や一個だけの公共放送、一個だけの文科省による文化教育などの権限の集中などに見られる定型的な特徴である。

主なテクニックは、

などがある。そのほかはピアノなどの演奏法や吹奏楽技術などにも似たようなアカデミズムがあるが必ずしみ芸大だ出所とは言えず実態は極めて複雑である。

なおこのような音楽語法は欧米では同じく中央集権に当たるパリ音楽院などが有名である。芸大で出題される試験問題がこの音楽院と全くそっくりなので、「芸大アカデミズム」=「パリ音楽院アカデミズム」とも言われるので限りなくなく同義語に近い。両者の大きな共通点はあくまでも実態に合わない実践で役に立たない超保守的な考え方だといわれる。同じような傾向としては「ロンドン王立音楽院」などの試験も上げられる。なお試験問題を出すのはもっぱら現地の作曲の先生が聴音なり、新曲視唱なり、和声課題なり専攻を問わず出すので、現地の作曲科の教授の考え方そのものがその音大の特色を作り出しているといっても過言ではない。