西武柳沢駅

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西武柳沢駅(せいぶやぎさわえき)は、東京都西東京市保谷町三丁目にある、西武鉄道新宿線である。駅番号はSS16

長野電鉄河東線柳沢駅があったため、駅名に「西武」を冠している[1]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。各ホームおよび南口・北口地上部と改札階を連絡するエレベーターエスカレーターが設置されている[2]トイレは改札内コンコースに立地し、多機能トイレを併設する[2]

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 新宿線 上り 高田馬場西武新宿方面
2 新宿線 下り 所沢本川越拝島方面

利用状況[編集]

2011年度の一日平均乗降人員は16,164人で[3]、西武鉄道全92駅中57位である[4]

近年の一日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1992年 10,252[5]
1993年 10,304[6]
1994年 10,230[7]
1995年 10,041[8]
1996年 9,858[9]
1997年 9,808[10]
1998年 9,567[11]
1999年 9,240[12]
2000年 9,304[13]
2001年 9,348[14]
2002年 9,099[15]
2003年 8,872[16]
2004年 8,595[17]
2005年 8,567[18]
2006年 8,559[19]
2007年 8,689[20]
2008年 8,756[21]
2009年 8,723[22]
2010年 8,392[23]

駅周辺[編集]

北口側は閑静な住宅街で一戸建て住宅が多く、南口側は大型マンション都営住宅が立ち並ぶ。なお、団地が多いのは戦前の中島飛行機の社宅跡地に建設されたため。

北口周辺は駅前広場やアクセス道路などの基盤整備が十分でなく、幅員の狭い一方通行の道路が多い。対策として、カラー舗装の敷設など安全対策の実施が挙げられている。

北口から徒歩2分程度の富士街道沿いにはパチンコ店の出店密度が高く、地域・商店街の娯楽場となっている。また、飲食店が多く立地する理由として、中島飛行機従業員の住宅が近辺にあったことの名残りとされている。

南口から徒歩5分程度で青梅街道(柳沢交差点)に出られるが、ここから東伏見交差点付近までの一帯は、ラーメン店の出店密度が高い地域となっている。

戦時中、中島飛行機武蔵野工場までの専用線と交差していた。専用線の廃止後も交差部分のガードが残っている。敷設したのは鉄道連隊で、1945年4月に空襲で一部が損壊したが、戦後に撤去された。

南口のしじゅうから第二公園付近では、1945年7月に米軍がパンプキン爆弾を投下し、住民1名が死亡した。

西武池袋線保谷駅から当駅・三鷹駅を経て調布方面に至るLRT構想がある。

バス路線[編集]

当駅周辺には以下の路線が乗り入れており、関東バス東京都交通局都営バス)、西武バスにより運行されている。

駅南口にロータリーがあり、そこに柳沢駅前停留所がある。駅名と異なり、停留所、バス車両の行先表示器は「柳沢駅」と表示される。

1番のりば

2番のりば

3番のりば

  • 梅70東大和市駅・箱根ヶ崎・青梅駅経由 青梅車庫行き(都営)
  • 梅70:東大和市駅・箱根ヶ崎駅・青梅駅経由 青梅車庫行き(都営)
  • 梅70:東大和市駅経由 大和操車所行き(都営)
  • 吉55:武蔵野市役所経由 吉祥寺駅行き(関東)

また、駅東側を走る道路上に柳沢駅通り停留所がある。のりば番号に関しては関東バス公式サイト「関東バスナビ」で表示されていた便宜上の番号であり、実際には何も表記されていない[24]

1番のりば

2番のりば

  • 吉63:吉祥寺通り入口経由 吉祥寺駅行き(西武)

歴史[編集]

隣の駅[編集]

西武鉄道
新宿線
通勤急行・急行
通過
準急・各駅停車
東伏見駅 (SS15) - 西武柳沢駅 (SS16) - 田無駅 (SS17)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

西武新宿線 駅一覧表.JPG