テイルズオブザワールド なりきりダンジョン3

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テイルズ オブ ザ ワールド
なりきりダンジョン3
ゲームジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発メーカー アルファシステム
運営メーカー  
発売メーカー ナムコ
(現・バンダイナムコゲームス
バージョン  
プレイ人数 1人
ソフト媒体 カートリッジ
稼動時期  
運営開始日  
発売日 2005年1月6日
販売価格 5,040円(税込)
利用料金  
使用ブロック数  
対象年齢
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販売本数  
その他の情報  
テンプレート(ノート)

テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3』(TALES OF THE WORLD Dungeon 3)は、2005年1月6日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたゲームボーイアドバンス(GBA)用RPG

概要[編集]

テイルズオブシリーズの外伝的作品「なりきりダンジョン」シリーズの第3作である。ゲームデザインは有名ゲームデザイナー桝田省治が担当。略称は「なりダン3」。 歴代キャラクターのデザインを担当したいのまたむつみ藤島康介の2名がクレジットされている。

本作では『ファンタジア』・『デスティニ-』・『エターニア』・『デスティニー2』・『シンフォニア』の主人公が総出演し、『リバース』のヴェイグとクレアがゲストとして登場する。

シリーズの枠を超えた同一画面上でのコラボレーションを実現するため、ゲームジャンルを前作で採用した3人パーティ制RPGから、3人パーティの小隊複数を同時に操作するSRPGへ変更している。本作前年にはテイルズオブシリーズ初のSRPG・『サモナーズリネージ』が発売されているので、SRPGとしてはシリーズ2作目ということになる。戦闘パートは従来のリニアモーションバトルである。

SRPGとしての作りこみの甘さや追加キャラクターのグラフィック・性能の適当さなどから、前作以上のものを期待したファンは肩透かしを食らう結果となった。

話の大筋がデスティニー2と似ており、デスティニー2で無視されていたタイムパラドックスなどの問題をある程度は解消している。

また、登場する原作のダンジョンではそのダンジョンのBGMが使われており、戦闘では、操作キャラがいるシリーズの通常の戦闘曲が流れる。ボスを操作キャラにしていた場合はそのボスの戦闘曲が使われるなどもしていて、ファンサービス精神は旺盛である。

ストーリー[編集]

テイルズオブシリーズのキャラクターが英雄として語り継がれる時代のとある街。英雄にあこがれるフリオとキャロはブラウン博士の下で助手として博士の研究を手伝っていた。

ある日、ブラウン博士が街外れにある遺跡から発見した遺物を修復したと言うことで二人は研究所を訪れることになった。その遺物とはタイムシップのことで、その修復が終わったと言うことだった。二人はタイムシップにドリーム号と言う名前をつけ、次の日に英雄に会いに行こうということになった。

その夜、フリオがいつものように英雄伝を読んでいると、いつも見ていた英雄伝の話の内容が書き換わっていた。そんなことを気にしつつ、眠りについた。

翌日、二人が暮らしている孤児院のあすなろ園にブラウン博士が大慌てでやってきた。「タイムシップが奪われた」と博士は大慌て。二人も博士の研究所へ向かうと、昨日までそこにあったタイムシップがなくなっていた。そこに色の違うタイムシップが現れ、中から髪の白いブラウン博士が出てきた。開口一番「100日後の未来は大変なことになった」と言い、前の晩にドリーム号を奪った人が英雄伝の時代で悪さをし、歴史を変えてしまったからだと伝えた。

白い髪の博士は区別の為にホワイト博士と呼んでくれと言い、遺跡の奥深くにあったもう一つのタイムシップとなりきり服を与えた。二人はこのなりきりの力で変えられた英雄伝の歴史を元に戻すための冒険を始める事になった。

登場キャラクター[編集]

なりきりダンジョンシリーズ[編集]

  • フリオ
菅沼久義
主人公の1人。前作「2」と外見面では全く同じ。性格は多少異なる。歴代テイルズシリーズ主人公の例に漏れない熱血漢であり、この世界で紡がれゆく「英雄伝」を読んでは英雄達に憧れを寄せている。生まれてすぐ孤児院に預けられる。
鈍感な性格。また、頭は悪い。
  • キャロ
声:有島モユ
主人公の1人。フリオと同じく前作「2」と外見面で全く同じ。性格も多少異なる。フリオと同じく孤児院育ち。多少恋愛に興味があり、フリオに想いを寄せているようだ。
鈍感で頭の悪いフリオに腹を立てることもしばしば。
  • ブラウン博士
様々な面で主人公をアシストする博士。フリオやキャロは彼の助手。町はずれの遺跡で発見した時空転移装置に「ドリーム号」と名づけようとする(プレイヤーが任意で決められる)。
彼が事件を知らせるが、大変と言う際にやたら「た」をつける。
  • ホワイト博士
墓泥棒のポニーとクライトにドリーム号が奪われた後、違う色のドリーム号から降りてきたブラウン博士そっくりの博士。
名前は「ややこしいから」と彼自身が求めたもので、髪が真っ白になっていることが由来。
  • ポニー
声:西川宏美
墓泥棒。ドリーム号をのっとりクライトと共に逃走し、英雄達の活躍する世界の品々を盗んでいる。
行動を共にするクライトとは、互いに「かあちゃん」「とうちゃん」と呼び合っているあたりから、おそらく夫婦仲であると思われる。
  • クライト
声:麻生智久
墓泥棒。ドリーム号をのっとりポニーと共に逃走し、英雄達の活躍する世界の品々を盗んでいる。おそらくポニーの夫。子供はいない様子。
間違ったことわざや慣用句をつかうのが癖で、それを自負しているようだ。

二人の名前の由来はボニーとクライドからと思われる。

  • 仮面の二人
声:菅沼久義有島モユ
それぞれ青と赤で縁取られた黒い仮面をつけ、ポニーとクライトに従っている。なりきり師であるらしく、様々な場面で色々なキャラになりきる。その正体は…?
  • ジャババ
声:龍田直樹
町外れの遺跡の最下層に封印されている魔王。時空転移装置を使った犯罪を繰り返していた「時空犯罪者」で、もとは科学者。クリア後に遺跡の最下層を訪れると戦うことが出来る。タラコ唇だったり「ぶははは」が口癖であったり、技も巨大化して踏み潰しにかかる「バンジージャババ」、ひたすら回りながら突進する「ドリーゴーラウンド」など、ユーモラスな印象が強い。
  • サナトス
声:日高のり子
前作「なりきりダンジョン2」のラスボスであり、またそこからのゲスト。人をマインドコントロールすることを楽しんだり、人間の醜さを「いかにも人間らしい」と形容するなど、冷淡な性格の持ち主。空中を自在に飛び回ることができ、髪を尖らせたり、地面から突き出させたりすることができる。
  • ナオミ
来夢来人の女将。男好きのようで、恋愛にも興味があるらしく、ヒーローとヒロインの仲に興味深々である。
  • コバーン
ミナクルの保安官だが、基本的にやる気がない。つかまったポニーとクライトの嘘話に同情するなど、どこか抜けたところがある。
  • ジュディ
  • シスターポーラ
  • マホ
  • ケン
  • リンダ
  • ディオ
  • メル

歴代シリーズよりゲスト[編集]

TOP〜TOSまでの全てのプレイヤーキャラクターに加え、一部のボスキャラクターや非戦闘キャラクターも使用できる。

テイルズオブファンタジア[編集]

テイルズオブデスティニー[編集]

テイルズオブエターニア[編集]

テイルズオブデスティニー2[編集]

テイルズオブシンフォニア[編集]

その他[編集]

町の施設[編集]

主人公達の拠点「ミナクルの町」。宿や食堂など様々な施設があり、主人公達を温かく迎えてくれる。

  • あすなろ園
フリオとキャロが育った孤児院。シスターポーラが子供達の面倒を見る。
  • 来夢来人(らいむらいと)ホテル
ホテルと言うよりは旅館と言った方が正しいかもしれない。
  • さくら食堂
ジュディが料理長。メニューには長い間変化がないらしく、孤児院の子供達に飽きられている。ジュディのもとに新しい食材を持っていくと、それを使った料理を教えてくれる。
  • 保安官事務所
町の保安官コバーンの事務所。留置所代わりにもなっている。
  • 森の集会所
町はずれの森を一部切り開いて作った集会所らしいが、何に使われているのかは定かではない。とあるミッションのクリア後ねこにんが行商人としてここに店をかまえる。ミラクルグミやエリクシール、また雑貨屋で扱っていない食材を扱う他、今までナムコのゲームに登場したことのあるキャラ(和田どん等)のルーツを売ったりしている。
  • 町立図書館
町の北西にある大きな図書館。
  • マホの雑貨屋
老婆マホの雑貨屋。大半の食材やミラクルグミ以外の各種グミ、カギ開けセットなどを扱っており、一部のルーツも取り扱っている。
  • なりきりショップ
前々作「なりきりダンジョン」の主人公、メル&ディオのルーツショップ。なりきり服の作成もここで行う。ただ、ミナクルになりきり師はフリオとキャロしかいないので、儲けがあるのかどうかは謎。
  • レミ遺跡
町外れにある遺跡。ここでドリーム号が発見された。ナオミに「加減して暴れてちょうだいよ、ウチが傾いたりしたら嫌だからね」と言われているあたり、ミナクルの地下に広がっているらしい。
  • ミナクル広場
町の中央にある広場。人の往来が絶えない。

なりダン2との関係[編集]

本作では前作・『なりきりダンジョン2』(『2』)と同じ主人公達であるフリオとキャロが今回も主人公ということになっているが、フリオとキャロを除き、その世界観や町の人物等は前作と異なっている。これは『2』を開発したアルファ・システムが今回も開発を担当していることから、本作がアルファの作風の特徴として良く知られる”多元平行世界”の一つとして作られたからではないかと言われている。その理由として、序盤のクエストで前作のラスボス、サナトスがボスとしてスポット参戦しており、インターミッションでサナトスが「この世界の二人は自分のことを知らない」と言っていることから、『2』と『3』の世界は平行世界として成り立っている可能性を指摘するファンもいる。

ナムコオールスターズ版なりきり服[編集]

なりきりダンジョン1』以降からの定番として、ナムコの人気ゲームのキャラクターのなりきり服は今回も健在。

前作の『ワルキューレの冒険』のワルキューレ、『ミスタードリラー』のホリ・ススムに加え、『太鼓の達人』より和田どんと和田かつ、『ゼノサーガ』よりKOS-MOS、『ドルアーガの塔』よりギルとカイが復活(『ドルアーガ』は新たにボスキャラ・ドルアーガも追加)された。

術技「たいこのたつじん」[編集]

コスチューム和田どん(フリオ)と和田かつ(キャロ)で、Lvが40に達すると「たいこのたつじん」という技を覚える。これは1戦闘につき1回のみ使用でき、ナムコ発売のゲーム『太鼓の達人』をプレイして、その成功度により敵にダメージを与える技である。 曲はコスチュームごとに違い、和田どん(フリオ)の場合、スカイキッドマッピー源平討魔伝ドラゴンバスターメトロクロスリブルラブルドラゴンスピリット、和田かつ(キャロ)の場合、歴代テイルズのフィールドBGMからランダムで選択される。

小説[編集]

著:工藤治 ファミ通文庫

テイルズオブザワールドなりきりダンジョン3(上)フリオとキャロの大冒険
テイルズオブザワールドなりきりダンジョン3(下)フリオとキャロの大冒険

関連書籍[編集]

  • テイルズオブザワールドなりきりダンジョン3公式コンプリートガイド

外部リンク[編集]