ポケットモンスター ダイヤモンド&パール

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ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』(ぽけっともんすたー だいやもんど ぱーる、英名:Pokémon Diamond and Pearl Series)とは日本で2006年9月28日から放送されているゲームソフトポケットモンスターシリーズ』を原作とするテレビアニメである。『アドバンスジェネレーション』の続編として、2010年現在放送中の最新シリーズである。


注意以降に核心部分が記述されています。

概要[編集]

ポケットモンスター (アニメ) も参照 ゲーム版『ダイヤモンド・パール』の発売に合わせて、登場人物などを一部変更してスタートしたシリーズである。前シリーズのハルカと同様に、ゲーム版の女の子用主人公をモデルにしたヒカリがもう1人の主人公として登場した。

今シリーズからはかつて『無印編』の初期に首藤剛志が担当していたシリーズ構成の職を復活させて冨岡淳広を起用、これにより複数の回にまたがる伏線が散りばめられるようになった。また、キャラクターデザイン一石小百合から『無印編』や『AG』の総作画監督を担当していた山田俊也が総作監と兼任する形で担当することになった。

アニメーション制作を担当するオー・エル・エムはプロデューサー単位のチーム制で作品制作を行う為、多くのOLM作品の場合、スタッフクレジットでTEAM○○と表記される。本作でも井口憲明率いるTEAM IGUCHIが表記されていたが、第137話からはチーム名が表記されなくなった。エンディングクレジットからは制作担当の役職が消え、制作デスクが3人体制になるなどスタッフ編成にも変化があった。さらに、第154話からは制作デスクは2人になる。164話からは『たまごっち!』などの制作デスクを務めていた加藤浩幸が制作担当に就任し、新たにTeam Katoがクレジットされるようになった。

またシリーズの変更に合わせて番組最後のミニコーナーも変更となり、「ポケモントリビアクイズ」に代わって「オーキド博士のポケモン講座」を改題した「オーキド博士のポケモン大百科」がスタートした。さらに、2008年10月2日放送の第97話からはクイズ形式に派生した「オーキド博士のポケモン大検定」として放送されている。

テレビ東京系の初回放送では初めてとなる3話連続放送の2時間スペシャルとして放送され(系列外の地方局では、従来通り3週に分けて放送された)、独立U局岐阜放送テレビ和歌山でも同時ネットで放送した[1][2]

本シリーズ開始と同時に『NARUTO -ナルト-』が水曜から現在の木曜に枠移動してからは、19時台のアニメ枠と20時台の『TVチャンピオン2』→『チャンピオンズ』のスペシャルを交互に放送するようになり[3]、同時に年末年始以外でも特番の挿入などによる放送休止が多くなった。その後、2009年4月で長年放送された『木曜洋画劇場』の放送終了で2枠に分割された結果、19時台のスペシャルは当番組と後枠の『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が交互に放送されるようになった。

このシリーズの放送期間中にはテレビアニメの放送が10周年を迎え、2007年3月8日放送の第30話(1時間スペシャル)から10月4日放送の第49・50話(2時間スペシャル)までは放送の冒頭に10周年を迎えたことを知らせる短い告知が挿入された。なおこの期間中の「ポケモン大百科」はタイトルコールがカットされ、冒頭の数秒間の間に画面の右上にタイトルが表示されていた[4]

またテレビ東京系列では2009年4月2日放送の第121・122話(1時間スペシャル)から6月25日放送の第133話まで「ポケモンでギザ元気!」キャンペーンとして、冒頭には中川翔子の掛け声とともに「ギザみみピチュー」のキャンペーンロゴが挿入され[5]、番組中に出てきたキャンペーンロゴを数えるクイズに公式ホームページ上で答えて正解するとパソコン壁紙携帯電話の待ち受け画像が貰える+その壁紙・待ち受けに記されている全てのキーワードを集めて応募すると豪華賞品が貰えるという企画が実施された。また、この期間中は前述の「ポケモン大検定」に代わって『ポケモン☆サンデー』の出演者が番組ジャックとしてポケモンを題材としたショートコントをするミニコーナーが数回放送された。なおキャンペーン開始当初は番組の最後にクイズのお知らせを挿入していたため次回予告が短縮版に変更されていたが、途中からはお知らせが字幕化されたため通常版に戻された。

ハイビジョン制作の作品が増えている中、この作品は前シリーズから引き続き標準画質(画面比4:3)で放送されている状態が続いていたが2009年4月2日放送の第121・122話(1時間スペシャル)からハイビジョン制作(画面比16:9)に移行した[6][7]。実際には3月26日放送の次回予告からハイビジョン製作に切り替わっている。また話の最後に挿入される「TO BE CONTINUED...」のテロップが「To Be Continued」となり、フォントも一新されたほかタイトルコール・アイキャッチの画像も更新された。さらに、アナログ放送では2009年10月1日放送の第145・146話(1時間スペシャル)からレターボックスでの放送になった。

スペシャル時などのコーナーナレーションは服部伴蔵門が担当している。

ちなみに番組タイトルで&は発音されずダイヤモンドパールと呼称される。

登場人物[編集]

アニメ版ポケットモンスターの登場人物 を参照

以下の人物・団体は個別項目を参照。なおメインキャラクターは太字で表記する。


スタッフ[編集]

各話スタッフ[編集]

以下は、毎回エンディングの最初に表記されるスタッフである。

  • 設定協力 - GAME FREAK inc.The Pokémon Company
  • キャラクター原案 - 藤原基史、岩下明日香、森本茂樹、富田愛美、吉田宏信、八木裕之、太田敏、海野隆雄、にしだあつこ、江尾可奈子、斉藤むねお、外山健吉、吉川玲奈、渕野大樹、奥谷順、吉田絵美、後藤浩之、大村祐介、李ヒョンジョン
  • キャラクター設定 - 松島賢二、松宮稔展、西野弘二
  • 一部原曲・作曲 - 一之瀬剛、青木森一、佐藤仁美

主題歌[編集]

このシリーズではキャラクターが歌う曲が多かったこれまでのシリーズと違い、一般のアーティストが担当する曲が大半を占めている。ちなみに一般のアーティストの大半の楽曲が歌手デビュー作であり、基本的には女性ボーカリストが担当している。また、リメイクされて別のバージョンに差し替えられることも多い。

CDの発売元は、全てピカチュウレコードメディアファクトリーレーベル)である。

オープニングテーマ[編集]

  1. Together』(第2 - 78話)[8]
    歌 - あきよしふみえ、作詞 - D&Pプロジェクト、作曲 - Rie、編曲 - 市川淳
  2. 『Together2008』(第79 - 95話)
    歌 - あきよしふみえ、作詞 - D&Pプロジェクト、作曲 - Rie、編曲 - 依田和夫
  3. ハイタッチ!』(第96 - 133話)
    歌 - サトシCV - 松本梨香)&ヒカリ(CV - 豊口めぐみ)、作詞 - 戸田昭吾、作曲・編曲 - たなかひろかず
  4. ハイタッチ!2009』(第134 - 157話)
    歌 - サトシ(CV:松本梨香)&ヒカリ(CV:豊口めぐみ)、作詞 - 戸田昭吾、作曲 - たなかひろかず、編曲 - 依田和夫、Brass&Stringsアレンジ - コーニッシュ
  5. サイコー・エブリデイ!』(第158話 - )
    歌 - あきよしふみえ、作詞:あきよしふみえ・GJ、作曲・編曲 - 三留一純

エンディングテーマ[編集]

  1. 君のそばで 〜ヒカリのテーマ〜』(第1 - 23話)
    歌 - グリン、作詞 - HIKARI・Project、作曲・編曲 - 依田和夫
  2. 君のそばで 〜ヒカリのテーマ〜(PopUp. Version)』(第24 - 50話)[9]
    歌 - グリン、作詞 - HIKARI・Project、作曲・編曲 - 依田和夫
  3. 『君のそばで 〜ヒカリのテーマ〜(Winter. Version)』(第51 - 61話)
    歌 - グリン、作詞 - HIKARI・Project、作曲・編曲 - 依田和夫
  4. 風のメッセージ』(第62 - 72・84 - 95話)
    歌 - 水橋舞、作詞 - Sky-Boys、作曲 - 紗希、編曲 - 西岡和哉
  5. 『風のメッセージ(PokaPoka-VERSION.)』(第73 - 83話)
    歌 - 水橋舞、作詞 - Sky-Boys、作曲 - 紗希、編曲 - 依田和夫
  6. あしたはきっと』(第96 - 120話)
    歌 - 歌奈子、作詞 - 須藤まゆみ、作曲・編曲 - 三留一純
  7. もえよ ギザみみピチュー!』(第121 - 144話)
    歌 - ギザみみピチュー starring しょこたん、作詞 - 戸田昭吾、作曲・編曲 - たなかひろかず
  8. ドッチ〜ニョ?』(第145話 - )[10][11]
    歌 - モーモーミルクとアラキさん、作詞 - 吉川兆二&浅草KIDS、作曲・編曲 - 荒木啓六

各話リスト[編集]

放送局[編集]

ポケットモンスター (アニメ)#放送局 を参照

劇場版[編集]

脚注[編集]

  1. 岐阜放送は19:30から後続に放送している『NARUTO -ナルト- 疾風伝』を通常放送時も同時ネットしていることから、今回に限らず同時ネットで放送したことがある。ただし、2008年夏以降は劇場版を除き行われていない
  2. テレビ和歌山は通常は水曜に時差ネットで放送しているが、今回のみの特例である。なお、近畿地方の他の独立U局ではテレビシリーズでこのような事例が発生したことはないがびわ湖放送奈良テレビが劇場版を同時ネットで放送したことがある。
  3. この場合、この番組の放送時間は19:59までとなっていた
  4. この措置は、下記の「ギザ元気!」キャンペーンのロゴ挿入期間中にも実施された。
  5. この冒頭のキャンペーンロゴについては「ギザ元気!」キャンペーン終了後も引き続き挿入され、2009年9月17日放送の第143・144話(1時間スペシャル)まで使用された。
  6. あにてれ:ポケモンDP『4月からポケモンアニメがさらにパワーアップ!』
  7. これにより、現在でも画面比4:3の同局のアニメは同曜日の『銀魂』(但し、企画によっては画面比16:9になることも)と火曜日の『うちの3姉妹』だけとなった
  8. 第1話では使用されなかった。初回を2時間スペシャルで放送したテレビ東京系列局・岐阜放送テレビ和歌山では第4話から使用。
  9. テレビ東京系列局と岐阜放送では、1時間スペシャルとして同日に連続で放送された第24話と第25話のスタッフをまとめて表記したエンディングから使用されている。
  10. 第159・160・163-168・169話は、実写のプロモーションビデオがエンディングで流れた。
  11. 第170・171話-は、歌詞の2番が使用されている。また、歌詞に合わせて一部のアニメーションも変更になった。

外部リンク[編集]

テレビ東京系 木曜19:00枠
前番組ポケットモンスター
ダイヤモンド&パール
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アドバンスジェネレーション
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