都営バス亀21系統

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八通り   比較的開通が新しい路線なので、「おや?」と思うかもしれない。亀高橋まで丸八通りを直進するが、特に都電がここに走っていたためにバスの開通が遅れていたわけでもない。実は北砂七丁目以北の丸八通りは、昭和40年代までは非常に狭いただの道であり、バスが通れるような環境ではなかった(なので門21の項に挙げた旧・東21は北砂七丁目止まりだった)。道路が開通したので、ようやく系統も開通したということである。平成13年には丸八通りを走る弟分・亀23も開通し、利便性が向上した。

元八幡通りのお祭り  袖ヶ浦から南砂三丁目にかけての元八幡通りは、もっとも亀21らしさを感じられる部分だと思う。道も狭く、いかにもローカルバスという雰囲気が漂い、どことなくのんびりとしている。  ところで、この元八幡通り、年に数回お祭りのために歩行者天国となる。もちろん、バスも通行できなくなるため、亀21は元八幡から北上して葛西橋通りを通り、南砂四丁目から明治通り、という迂回経路を走る。元八幡~福島橋の各停留所は休止となり、迂回経路上に仮設されたり門21の停留所を間借りしたりしている。ところが、毎回のように対応停留所が変わっていたり、仮設停留所が立つ時もあれば無い時もあったりで、どうもやり方が安定しない。迂回する道は変わらないのだが、元八幡から葛西橋通りに出る丁字路交叉点がいつも渋滞し、ダイヤはいつも大幅に乱れる。いっそのこと、東砂六丁目から葛西橋通りに入っちゃえば、とも思うのだが、そうもいかない事情があるのだろう。そこそこ使いやすい亀21も、この日ばかりは、全然来ないイライラバス路線となる。  そんなときは、なかなか来ないバスをイライラして待つよりも、お祭りの元八幡通りを歩いてみては? 葛西橋から歩いてもそう遠くないし、明治通りに出ればいくらでもバスが来る。童心に帰って露店をひやかしながら歩くのも楽しいものだ。